レギュレーター点検


レギュレートレクチファイヤ(レギュレーター)

今までのレギュレーターのトラブルと症状

★過充電かな~?

レギュレーターの内部が壊れて発電された電流が制御されていない状態で
  バッテリーや回路に流れ込んで過充電になります。
  
走行中にエンジンの回転が不安定になりエンジンが止まる。
  少しエンジンを休めるとエンジンは掛かるものの、回転が不安定。
  不安定なままで走行していると(ドブ)臭いニオイがしてきて
  シートの下から煙がでてくる。
  レギュレーターを確認すると表面のゴムがぐつぐつと煮えていて
 バッテリーが膨張して熱くなっていた。
  膨張したバッテリーでも初めはセルが回っていたが
  数時間後にはバッテリーが再生不能になる。


★不充電かな~?

レギュレーター内部が壊れて発電された電流が供給されなくなります。

走行中に吹け上がりがだんだんと悪くなりエンジンが止まる。
 エンジンを掛けようとするがセルが回らない。
 押しがけで走行できるが吹け上がりが悪くてバックファイアーが鳴りだす。
 レギュレーターを確認すると熱くて表面のゴムが柔らかくなっていた。
 ※正常なレギュレーターでもそれなりに熱くなります。
 バッテリーは常温。充電すると再生可能になる。
 ジェネレータも正常でした。

レギュレーターのチェック方法

アナログメータとデジタルメータで点検しました。
電気系に詳しい知人によると
私のテスターは安価な物なので精度は目安程度だそうです。

バッテリー端子間を計測。
エンジンを掛けない状態でテスターを
バッテリーの両端子に接続して電圧を測定します。
赤が+電極、黒をー電極にあてます。

12.9V正常です。

エンジンを始動し、ヘッドライトをHiハイビームする。
アイドリング状態でバッテリー端子間を計測。
13.2V~13.5V正常です。

アイドリング状態からエンジンの回転をゆっくりと5,000rpmに上げて計測します。
アイドリングで13V位だったのが回転を上げると15V位まで電圧が上がる。
さらに回転を上げても15V以上電圧は上がりませんでした。
また、電圧も極端に上下することもありませんでした。(15V→12V→15V→13V)

NC36の制御電圧は14-16V/5,000rpmですので範囲内です。

システム点検 マニュアルによると

レギュレーターカプラの接続を外す。
カプラ端子のゆるみ、曲がり、錆、外れてないか点検する。

レギュレーターのワイヤハーネス側カプラ端子間で以下の測定を行なう。

バッテリー線の赤/白(+)と緑線(-)間にバッテリ電圧があること。

アース線(緑)  緑線とボディアース間に導通があること。

チャージング   黄端子間に下記の抵抗値があること。
コイル線(黄)  0.1-1.0Ω

チャージングコイル線の点検が異常な場合は、
ACジェネレータカプラ(3P(白)にてチャージングコイル線の点検を行なう

充電状態の点検 マニュアルによると

充電状態が良好で、バッテリー上がりが頻繁に起きる場合は、
バッテリーが寿命になっていたと考えられる。

①エンジンの回転数を上げても制御電圧に達しない。
 
充電系統のワイワーハーネス断線またはショート、カプラの接触不良
ACジェレネターの断線またはショート
レギュレターの不良

②制御電圧が大きく標準値を超える。

バッテリー不良
レギュレターの不良
レギュレターのアース不良

★レギュレータ単体でコネクタの端子間抵抗を測定。

テスタはΩのレンジに合わせて測定しました。

上 正常だと思われる熱対策品
   10年ぐらい7万キロは使用しております

中 正常だと思われる非対策品
   年数、距離不明
  
下 故障していると思われる非対策品
年数、距離不明
   エンジンを掛けてすぐに激熱になります。マジックで白枠

※テスタの数値の読み方すら分からない素人ですので
もし参考にされる場合は、自己責任でお願い致します。

レギュレーターコネクタ端子の番号

適正値表

10年ぐらい7万キロは使用している
熱対策品レギュレーターの数値表です。
全体的に適正値より少し数値が低いですが、
トラブルはありません。現在も使用しております。

③④を計測しました。とらぶる


熱対策品
適正値は「O.L」 ∞無限大ですので正常です。

レギュレーターコネクタ端子の番号
適正値表を参照してください。。

③④を計測。


非対策品
適正値は「O.L」∞無限大。

③④を計測。


※故障していると思われる非対策品
適正値は∞無限大ですが数値が9.91です。
やはり故障てすかね~!

①と③を計測。

熱対策品
適正値より少し低めの4.75です。

①と③を計測。

非対策品
適正値より少し低い4.21。

①と③計測。

※故障していると思われる非対策品
3.93数字と適正値より低いです。

※熱対策品と故障していると思われる非対策品で計測しました。

①⑤を計測。
 
熱対策品
7.04、適正値です。

①⑤を計測。

故障していると思われる非対策品
5.36と適正値より低いです。

熱対策品

②③を計測。
適正値は「O.L」∞無限大

※故障していると思われる非対策

②③を計測。
適正値は「O.L」∞無限大なのですが、数値が11.43です。

故障していると思われる非対策品レギュレーターを現在も使用しております。車体に取り付けてエンジンを掛けると
すぐにレギュレーターが手で触れられないくらい熱くなります。
正常なレギュレーターは1~2分だと熱い~くらいです。
今まで2台のNC36で非対策品レギュレーターの故障を3回経験しました。
熱対策品に変えてから故障はありません。

レギュレーター分解 「熱くなる原因を追究する!」

熱くなるレギュレーターの中身が気になったので分解してみることに。
外枠の鋳物をタガネで割ります。

表面層のゴムをカッターで削りました。

ゴムと鋳物の二重構造のようです。

二本の棒のようなものが現れました。
この棒が熱くなるのだろうか?

ゴムはほとんど取り除きました。下層は鋳物です。

硬い鋳物をタガネで割っていくと数字の入った電子部品がでてきました。
分解ではなく解体になってしまったので、
どこが故障しているか分かりませんでした。

レギュレーターのトラブルは突然やってきます!
過充電、不充電になると走行不能になります。